入力電圧を適正範囲に設定

　測定対象が制御機入力に対応したPDAT1型の測定子機がType1です。Type１の測定範囲電圧は0V～10Vです。これは標準的な制御機がアナログ出力として用いている値です。しかし、チャートレコーダーを使用する場合、一つのレコーダー用紙に数個の情報を表示する為に測定電圧に下駄を履かせています。つまり、測定値に電圧オフセットを持たせています。この為、制御機の出力電圧を直接読んでも、読んだ値がオフセット値を引いた上で、電圧範囲を正しい値に戻してやる必要があります。これおを行なうのが「入力電圧適正化アンプ」です。

入力電圧適正化アンプがどの様に電圧変換を行うかを纏めた資料です。本装置は測定子機２台分の電圧入力値を変換する仕様になっています。

NBLA１型は増幅回路に強力なアクティブ型フィルターを多段に渡り配置した入力電圧適正化装置です。