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技術担当:服部

 

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(平成30年3月28日時点)

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RFEM2400/LPR2430ERA開発キット

 無線モジュールの性能を手っ取り早く評価したいとお考えの方の為に旧RF Monolithics, Inc.社製LPR2430ERADK(Development Kit)にRFEM2400/LPR2430ERAを搭載した開発キットを提供致します。このキットには初期評価に必要な無線ハードウエア、通信ファームウエア、ターミナルソフトウエア等が一式準備されており、評価には最適です。

 但し、内容は全て英語となっておる関係から使い方を理解するのに若干の時間を要する場合が御座います。そこで当社は当社が評価用に開発した日本語評価ソフトウエア「Trafic Display 2430」をお付け致しております。当製品は旧RF Monolithics, Inc.社で製造した製品を当社で日本の電波法に合致しているかを検査し、検査合格品には技適ラベルを貼って出荷するものです。

開発キットの概要

 本開発キットは次の内容で構成されております

①RFEM2400/LPR2430ERAと周辺機器をPC基板実装したボードが2枚、外部通信装置としてFT232RLを用いたUSBポートとRS232Cポートが各1個

②USBケーブル(A♂-B♂)とRS232C用ケーブルが各2式

③評価用ソフトウエア「LPRDemo2」と取扱説明書(英文)

④日本語評価ソフトウエア「Trafic Display 2430」

これらがスポンジ梱包のダンボール箱の中に納まった形で納品されます。

ハードウエアのセットアップ

 無線モジュールと周辺機器が実装されたPC基板(DKボードと呼ぶ)は2式供給されますが、2枚共同じ仕様です。評価には親機(ベース局)と子機(リモート局)が必要ですが、無線モジュールの内部レジスタの設定をLPRDemo2を用いて親機と子機に設定をすることができます。この設定はLPRDemo2がコンピュータにインストールされていて、コンピュータ(PC1)とDKボードがUSBケーブルで接続されている場合は5分程度で終ります。設定した内容をDKボード上にラベル貼りをしておくと後で便利です。

 親機に設定したDKボードはUSBケーブルでコンピュタと接続します。電源はUSBのセルフパワーですので電源は必要としません。RS232Cで接続した場合は付属のACアダプターや電池等で給電します。 子機は親機と接続したものとは別のコンピュータ(PC2)と接続して、このコンピュータ(PC2)にデータを転送することもできますが、通常はDKボード単独で子機として用います。電源はACアダプターか電池を用います。

評価ソフトウエア「LPRDemo2」のインストール

 LPRDemo2はWindows(R)用ソフトウエアですが、.NetFramworkには依存しないソフトウエアですので、基本的にはどのバージョンのWindows上でも走らせる事ができます。当社ではWindows XP, Windows Vista, Windows 7で稼動することを確認しております。

  DKボードのUSB素子にはフューチャーテクノロジー社のFT232RLを使用しておる関係からUSBドライバーは自動的にダウンロードされ、インストールされます。つまり、LPRDemo2をご希望のフォルダーに貼り付けてダブルクリックするだけで起動します。但し、FT232RLはCDC型のUSB素子であるため、コンピュータ1台に対して繋げるCDC型USBデバイスは1台に制限されます。(HID型のUSBデバイスには影響ありません)

子機の電源

 子機用の電源には次の3通りの方法で給電できます。

①ACアダプター(セット付属の9VACアダプターを使用)

②乾電池(9V乾電池006Pが付属しており、DKボード裏面側に接続)

③セルフパワー(子機設定のDKボードがコンピュータのUSB回路に接続されている場合)

9VACアダプター以外にも9V電池パックを使用することも可能です。(電圧は必ず9Vになるようにご設定ください。)

 電池をお使いになる場合は電池残量にご注意ください。DKボードは周辺機器の消費電流も含めて受信時でも数10ミリAの電流を消費しますので、電池の消耗は顕著です。

日本語評価ソフトウエア「Trafic Display 2430」

 この通信ソフトウエアは当社開発のもので、LPRDemo2が初期評価を目的としたソフトウエアに対して、実験機作成時や製品開発時の評価を目的としています。その為、送信と返信がバイト毎に表示され、送る命令の文字列構成とそれに対する親機や親機のネットワークに所属する子機の返信が一目で判ります。また、設定したネットワークアドレスに子機が不在の場合、タイムアウトメッセージも見ることができます。反応は全てリアルタイムですので、送信してからの受信タイミングなども実感できます。

 この通信ソフトウエアはCDC型USB素子に対応しておりますので、前出のFT232RLやハードウエア開発支援で用いられるCP2102GMにも(仮想コムポート)対応しております。通信を見える化することで開発の速度を高める効果が期待できます。