技術担当:服部
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(平成30年3月28日時点)
① PDAT2型最新版ソフトウエア
最新版V1.4のインストーラと概要説明書をアップしました。
② PDATシリーズ情報を更新
製造データ自動転送無線ネットワークシステムPDAT1型の詳細をアップデートしました。
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マイコン搭載型測定子機の試作品情報を掲載致しました。
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品質保証と製造物責任
MDTW5型用のソフトウエアは暫定的にMDTW4.5型ソフトウエアで代用しております。ここではMDTW4.5型ソフトウエアの内容についてご紹介いたします。
MDTW4.5型ソフトウエアは次の4章で構成されています。
① 子機登録: 測定子機の存在確認と稼働登録をします。
② 自動測定: 登録子機により自動測定を行います。
③ 校正: 計算値の補正を行う係数の校正を行います。
③ 条件: システムを運用する上で必要な係数を設定・変更します。
上記各機能について詳細を見て行きましょう。
無線ネットワークの自動構成
パソコンが無線ネットワークが構成されていないと判断すると左の様な画面が現れます。この画面で自動的に測定用の無線ネットワークが構築できます。赤丸で記したOKをマウスで選択すると無線親機が登録している測定子機をネットワークアドレス順に呼んで行きます。返信があった測定子機のみを測定可能な測定子機として登録します。この作業は任意で行わない限り、自動的には一度しか行われません。
稼働している測定子機の確認
子機登録はこの時点での稼働中の測定子機をパソコンが把握する作業です。無線親機の呼びかけに対して応答した測定子機のみが測定対象になります。故障中や測定が必要ない測定子機は無視して測定を行いますので、効率的な測定が行えます。左が子機登録画面です。OKを押すと自動的に子機登録が開始され、稼働中の測定子機が表示され、登録されます。
測定値をリアルタイムで表示
この画面では測定された値を直近値を数値で、過去2048測定値をグラフで表示します。1画面に4測定子機分の表示です。上に赤、線下に黄色線が表示されていますが、許容範囲を示す線です。この範囲にあれば測定値は正常ですが、逸脱した場合は警告が画面左下に表示されます。
この画面は測定が完了する毎に自動更新されますので、何時でも最新の測定値と測定推移を確認できます。測定画面には画面を切り替える事で次の3画面(拡大グラフ、測定履歴の数値表示、統計値表示)を表示することができます。
測定子機はプリセット値で自動設定されますが、測定子機の特性が現実と合っていない場合は次の内容を変更が可能です。
①無線モジュールの変更: 測定場所に正しい測定子機が配置されていない場合
②プログラムの変更: 許容値等の管理値をファイルごと変更する
③センサーの変更: 特注でセンサーを変更した場合等の対応
設置されている測定子機の一致
今まで使われた測定子機を他に移動したり、新しい測定子機を設置した場合は測定場所と測定子機を一致させる作業が必要になります。
変更方法は簡単で登録されている測定子機の中から適切なものをマウスでえらぶだけです。
許容値等の条件を一発変更
製造する製品や原料等によって異なる条件をファイルとして持っています。この中から製造条件にあったファイルを選び出し、マウス一つで変更することができます。
変更されたプログラムは次に変更するまで、そのままこの測定場所の条件として残ります。
センサーの異なる条件を一発変更
MDTW5型のハードウエアは測定ポートを持っています。第2は交流型と第3ポートは直流型センサーを搭載が可能です。センサーが変わったときは当然測定条件も変わる為、その条件をファイルとしてまとめたもので一発変更ができます。
方法はマウスで指定のセンサー条件をクリックするだけです。
測定データは次の2方式で自動保存されます。
① 可読式: ASCII形式→Text Editor等で簡単に読み出せます。
② 二値化式: Binaryデータです。